そんな誕生日

昼から雨だったのでオイル交換に行く

距離感の近いイケメン兄さんが対応してくれました

いつも

事務所の応接で待つように勧めてくれたり

寒くない？ストーブにあたっといでと

作業場にあるストーブを勧めてくれます

慣れない人との会話に困るのでそれらは断りますが

「見てる？」

良く分かってらっしゃる

今回初のお言葉

別のお客さんと別の従業員さんがガヤガヤやっているのを見ていると

兄さんがニコッと笑って寄ってきた

「足元が大分ヤバくなって来てる」

足元？

「タイヤが悪いの？」

違うと兄さんが足を伸ばすジェスチャーをする

「ブレーキ？」

あーー、床の穴ね

錆びて穴が空いてしまってます

窓に張り付いて床を覗き込みながら

「従妹が板金で貼って貰えって」

そうする？

電話して聞いてみるわ >板金屋さんに

(車出せる)間のある時にそうしよか

振り向いたら横で同じように窓から覗きながら優しく語りかけられてました

優しさって染みるね

じんわり染みて行くのが分かる

営業トークでもさ

怒鳴られたり嘲られたりしかされてない身としては染みる

独居ご老人が騙されるのはこれかな

そんな誕生日でした

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