てんてんとメッセージ [日々]
壱
・
4年前だったか仕事をしていると
怒鳴り声が聞こえて来ました
様子を見に行くとお隣の旦那さんが奥さんを罵倒しています
人懐っこくて、会えば私にもニコニコ話しかけてくれる
75歳ぐらいのご夫婦です
一見仲良くて、いつも一緒で
そんな場面に遭遇したのは初めてだったので驚きました
何やってもドンくさい、役に立たん女や
と罵られてます
ああああああ、自分の姿が此処に
年取ってこんなの嫌だなあと
自分と重なったので奥さんのお手伝いをしました
旦那さんはこちらを一瞥もせず、ずっと不機嫌のまま
しばらく後、電話で一度話す機会がありました
ご機嫌さんでしたが、そのまたしばらく後に亡くなってしまったので
この印象が強く残ってしまいました
弐
・
今年の6月ごろ刑事ものを観ていたら
横柄な旦那さんが奥さんの事を役に立たんとか(物事を)何も知らんとか
罵倒していました
ん?どっかで見たシュチエ―ション
第三者から脅迫されているという芝居を打って、旦那さんを殺人犯に仕立てる
というストーリーでした
嫁やからぞんざいでいいやというか
嫁にも人格があるというのを理解していない
それが犯罪の動機になる
こっわーー
私はそんなことは出来ませんが
ドラマや思いつつ
人格が尊重されない
それはそんなに不幸なことではない
微々たること思ってましたがそうではないのかな
動機になるほどに
参
・
同時期、従妹が
言葉の暴力もDVやで
と言う
理解しているつもりでしたが
なるほどなと
私に対して向けられた言葉じゃありませんでしたが
なるほどなるほどと
四
・
先日、家庭内の受動喫煙のニュースでジャーナリストが
子供に向かって煙吐く人いる?
普通吐かないよね
と言っていた
普通吐かないんだ
私は子供じゃないけど吐かれてます
煙でやられて24時間咳をし続けても吐かれます
歩き煙草の火が私に当たって火傷を負ったことがありました
火傷を負わせた本人は
気にもしていませんでした
逆に、隣に居た家人3号から
そんなとこ歩いてるアンタが悪いと言われました
よそ様を傷つけなかったという点では良かったのでしょうけれど
その後
カアサンは子供が高校時代煙草を吸っても容認出来る偉い母親だったと自慢話を拝聴
火傷の痛み心の痛みだけが残る
そして
そこに愛はあるのか