牡蠣フライは美味しい

蕪蒸しを作ろうとフラフラと魚コーナーに行くと、牡蠣が目に入る

牡蠣フライ食べたい

牡蠣フライに変更

めさんこ久しぶりだ

作りながら色々走馬灯のように思い出す

３号がまだ別で暮らしてた頃、

盆、正、金、銀、長期休みは強制的に

３号んちに行かなくてはいけませんでした

この間ラジオで

何かない限り、妻の実家を優先します

と、男子が言うてたのを聴いて

へー、そういうもんなんやーー

と

合間に、「帰る」言うては妨害され、

お父が寝たきりになっても妨害され、

入院しても妨害され、

手術しても妨害され

３号の家はワンルームだったので

ちっちゃいちっちゃいシンクがついていて

シンクの横は電熱コンロが乗るのでいっぱいいっぱいで

冷蔵庫もちっちゃいちっちゃいのが備え付け

そこで料理しないといけなかったのですが

牡蠣フライ食べたいって

１、３号どっちが言うたか

３人やのに大量に揚げないといけなくて

私がそのせっまいスペースで

何をするにも不具合で

揚げた分から１、３号はバクバク食べ

狭いので揚げ油のお鍋ひっくりしたら大惨事

なんというかミジメな？

心がぐにゃぐにゃしながら作って

３号が引っ越してきてからも

２人が好きなので

自分は小さいクズみたいの１つか２つ食べ

美味しく感じなくてそのうち食べなくなっなった

＊

心がぐにゃぐにゃされるだけで

お父がどんな気持ちかとか

当時それほど気にしてなかったけど

年々加齢になるにつれ淋しかったやろな思う

一度たりともやって来ないムコ

＊

強制帰省と同様

別の案件もありました

＊

久しぶりに食べた牡蠣フライは美味しくて

そうだ

昔お母さまが季節にたまに作ってくれて

私は好きだったのだ

と、思い出す

お父は私が帰るというと

ステーキだったり、伊勢海老だったり、アワビだったり、メロンだったり、松茸だったり

その時によって買うのにハマってるものは違いますが

それを理由に帰ってくるようにするという側面もあります

私がドタキャンしないといけないことになると、それらは従姉妹に渡ってたそうで

↑いつもの従姉妹ではなく違う従姉妹

その従姉妹に

もっとドタキャンしてくれてええんやで

風に言われた時は

えっ(＠_＠;)

今頃気付いたけど

私がちゃんと行けた時も買ってくれるので

お金も倍かかっててんなあ

お父、ごめん

あ、メロンは結局食べられなかったのでした

その後お父の体調が悪くなって

運転出来なくなって

買い物に出られなくなって

メロンは従姉妹さんめさ喜んではりました

20211216

大阪に戻るのに駅まで送ってもらうと

お父は毎回

「またおいでよ」と言うてて

ミカンのオジサンも

帰り時「またおいでよ」と初期の頃毎回言うてました

自分の畑なんだから来るけど？

思いなが「うん」言うてましたんですが

お父の「またおいでよ」が乗り移ってるのか？

と以前記事にしたことありましたが

牡蠣フライで思い出し

ふと

「大事にしてもろてるか？」もお父の乗り移りかなあ、思う

１、３号についてお父に訊かれたことないし

私もしゃべることなかったので何も言わなかったけど

「またあいでよ」と「大事にしてもろてるか？」にお父の心配が要約されてるのかなあ

タグ：食 牡蠣フライ 思い出